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コロナショックから半年経過。米国株、日本株、米国債、ゴールドの値動きの比較

コロナショックにより、市場は10年に一度の暴落が起こりました。それから約半年が経過しました。リーマンショックを経験していない私にとって本格的な暴落は初めてで、今の経験を記録しておくことは長期投資を遂行してくうえで貴重な体験になります。

そこで一般的にハイリスクハイリターンである株式(米国株、日本株)、ローリスクローリターンである米国債、有事の際の金と言われるように安全資産と考えられるゴールドについて検証してみます。

暴落が始まる前の2020/1/6から2020/9/4までの値動きを比較してみました。

以下の4銘柄で比較をしました。1475以外は為替ヘッジなしの銘柄ですので為替の影響も同様に反映されています。

*スマホの方は横画面にしていただけると見やすくなると思います。

銘柄2020/1/6終値2020/9/4終値
1326SPDRゴールド・シェア16030円19300円
1656iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF2529円2697円
1655iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF2499円2617円
1475iシェアーズ・コアTOPIX ETF1736円1640円

上記4つの銘柄の2020/1/6終値を100として比較した図が下のものになります。

コロナショックによる暴落は2月24日くらいから始まりました。

ゴールドも意外と値動きがあり、一時約95%まで売り込まれましたが、その後130%近くまで上昇し、今は120%程度の所で落ち着いています。

今回のコロナ禍相場では、3月から株価も上昇しゴールド相場も上昇しています。セオリー通りなら株高になれば安全資産とされるゴールドの魅力は薄れ、価格も下落するはずです。この背景は世界的な金融緩和による低金利政策で、各国が金利の引き下げと資金供給という大規模な金融緩和政策を打ち出したことで、金利の付かない資産であるゴールドの投資妙味が増し、ゴールドが代替資産として見直されていると言えそうです。また、まだまだコロナウイルスの経済的影響は今後も予想され、第2波への懸念も残っています。このような株式相場の不透明感の強さが、ゴールドへの投資人気を後押ししているのかもしれません。

有事の際のゴールドと言われていますが、価値(配当金)を新たに生み出すものではない、信託費用が掛かるなどデメリットのほうが大きく感じていました。しかし、コロナショックから半年後の価格は他の銘柄を圧倒しており、有事の際のゴールドというのは健在でした。私は気が乗らないのですが、ポートフォリオに加えておくことで強い基盤になることは確かなようです。

コロナが去った後も、将来的に何かしらの暴落は必ずあります。世界的に金融緩和政策が出た場合は再びゴールドに注目が集まると思うので、その際には買い付けてみようと思います。

米国債はコロナ禍で最も上にも下にも値動きの少ない銘柄でした。現在は106%とコロナショック前の価格を上回っています。

米国株はコロナショックにより基準日より30%以上も下落し、最も下落率が大きかったです。その後は右肩上がりに回復しており、現在は104%に上昇しています。

日本株も30%近く下落しました。その後は回復しているものの、唯一95%と基準日を超えることができませんでした。将来的に人口減少などによって国力が低下することは避けられないと思います。日本株も銘柄を選べば大きく勝つことができるでしょう。しかし、初心者にとっては難しいのでインデックス投資をするのであれば米国株をおススメします。

今回の比較ではゴールドが圧倒的な強さを見せました。ゴールドをスポット的に加えることはかなり有効と思いました。米国債は良くも悪くも安定しているので、ポートフォリオの安定化には一役買いそうです。分配金も支払われますので、安定的なキャッシュフローを構築したい私にとってはゴールドよりも優先順位は高いです。この辺は好みだと思います。

超長期でみると米国株のトータルリターンが他のアセットと比較しても圧倒的です。したがって、理想を言えばやはり米国株を安いところで仕込めることが一番でしょう。

米国株式は過去200年間で93万倍になっていることを以下の記事で紹介しています。合わせてお読みください。