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コロナ禍でも強いNASDAQ-100 ETF(1545)。S&P500との比較も

2020年8月11日

NASDAQ-100とは

米国株式市場の代表的な指数としては、株式市場全体を表すS&P500指数、一部の代表銘柄を抽出したNYダウ30種平均指数、そして、米国店頭株で構成されるNASDAQ総合指数があります。

NASDAQ総合指数は、米NASDAQ市場に上場する全銘柄で構成する時価総額加重平均型の指数です。2004年1月1日以前に他の米市場に上場していないことが構成銘柄の条件となっていることから、米国の新興企業を中心とした株価の動向を反映する株価指数となる性質を持っています。

そしてNASDAQ-100指数とは、2677の構成銘柄(2019年9月末現在)があるNASDAQ総合指数から、金融以外のセクターで時価総額と流動性が最も高い100銘柄程度で構成される指数です。

1990年代後半以降、NASDAQには、マイクロソフトなどのハイテク関連企業、グーグルなどのインターネット関連企業が数多く上場しており、実質的にNASDAQ-100指数の上位構成銘柄は米国の代表的なハイテク銘柄群で占められており、ハイテクやネット関連業界の動向を窺う上での重要な指標とされています。

業種別・銘柄別投資比率

下の表はNASDAQ-100指数とS&P 500指数の業種別投資比率上位5種の違いです。

*スマホの方は横画面にしていただけると見やすくなると思います。

NASDAQ-100指数S&P 500指数
業種別投資比率%業種別投資比率%
ソフトウェア15.52情報技術26.2
インタラクティブ・メディア及びサービス12.58通信サービス14.7
半導体・半導体製造装置12.42ヘルスケア13.6
コンピュータ・周辺機器11.2一般消費財11.3
インターネット販売・通信販売10.57金融9

*NASDAQ-100指数の業種別投資比率はNEXT FUNDS NASDAQ-100®投資信託説明書(請求目論見書)(2020年4月29日)より、S&P 500指数の業種別投資比率は2020/7/31現在の値です。

参考資料によってセクター区別の方法が違い、単純比較はできないのですが、NASDAQ-100指数は上位5種全てがハイテク・IT関係のセクターとなっており、これだけで62.29%を占めています。S&P 500指数には5位に入っている金融セクターは、もちろんNASDAQ-100指数には含まれておりません。

インタラクティブ・メディアとは、一方的な情報を提供するテレビや新聞、雑誌などに対して、FacebookやTwitterなどのSNSでは情報を提供されるだけではなく、自分自身も情報提供者側に回れるように、情報伝達の形が「双方向」になるメディアのことを言うそうです。

下の表はNASDAQ-100指数とS&P 500指数の銘柄別投資比率上位10銘柄の違いです。

*スマホの方は横画面にしていただけると見やすくなると思います。

NEXT FUNDS NASDAQ-100 ETFiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
銘柄別投資比率銘柄別投資比率
APPLE INC11.92%APPLE INC5.82%
MICROSOFT CORP11.44%MICROSOFT CORP5.74%
AMAZON.COM INC10.16%AMAZON.COM INC4.75%
FACEBOOK INC-A4.03%FACEBOOK INC-A2.09%
ALPHABET INC-CL A3.66%ALPHABET INC-CL A1.71%
ALPHABET INC-CL C3.56%ALPHABET INC-CL C1.66%
INTEL CORP2.39%JOHNSON&JOHNSON1.44%
NVIDIA CORP2.19%BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B1.40%
ADOBE INC1.98%VISA INC-CL A1.22%
PAYPAL HOLDINGS INC1.92%PROCTER&GAMBLE1.21%

NASDAQ-100指数とS&P 500指数の銘柄別投資比率上位6銘柄までは全く同じです。しかし、その上位6銘柄の投資比率を比べてみると、大体NASDAQ-100指数はS&P 500指数の2倍程度大きくとっています。

ハイテク・ITセクターはこれからもどんどん伸びていくと考えられますので、非常に効率よく成長株への投資ができることがわかります。

コロナ禍における株価推移

下の図はNEXT FUNDS NASDAQ-100 ETF (1545)とiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)の株価推移の比較です。

2020年1月6日の終値を100として2020年8月7日までの株価推移を比較しています。iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)は最も悪いところで69.5でしたが、100.6とコロナ前までの水準に戻しつつあります。一方でNEXT FUNDS NASDAQ-100 ETF (1545)は最も悪いところで78.6とS& P500よりも下落にも強かったことがわかります。さらにNASDAQ-100指数は過去最高値を更新し続けており、125.1まで増加しています。

かつて人気だった高配当株への投資はコロナ禍を経て減配が相次いだことにより見直されてきて、利回りが高くても株価が下がったら意味無いよね~ということで、成長セクター成長株へますます資金が流れています。

NEXT FUNDS NASDAQ-100 ETF (1545)の購入金額(10口単位)は119,700円(2020年8月7日終値)で、iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)の購入金額(1口単位)2,513円(同日終値)と比べると中小企業に勤めるサラリーマンにとっては非常に高額です。しかし、今後も株価が上昇する可能性は一番高いと考えているので、資金を貯めて何とか買い増ししていきたいです。