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収入の地域格差を無くすために地方住みの人は積極的に投資すべき

2020年5月19日

都会と田舎では収入に大きな差があります。

厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査によると、都道府県別にみた賃金で全国計(306.2千円)よりも賃金が高かったのは4都府県(東京都、神奈川県、愛知県、大阪府)だけとなっており、都会と田舎の賃金差が大きいことがわかります。最も高かったのは東京都(380.4千円)で断トツです。

*スマホの方は横画面にしていただけると見やすくなると思います。

都道府県別賃金
(男女計)
平成30年
都道府県賃金(千円)都道府県賃金(千円)
全国計306.2三重302.3
北海道270.3滋賀295.4
青森241.2京都299.6
岩手247.1大阪329.1
宮城282.2兵庫299.4
秋田240.1奈良301
山形244和歌山275.6
福島268.4鳥取252.8
茨城300.7島根248.7
栃木295.9岡山281.1
群馬281.9広島298.1
埼玉303.7山口276.1
千葉304.2徳島267
東京380.4香川281.5
神奈川339.1愛媛256.2
新潟265.2高知258.5
富山279.3福岡286.7
石川277.4佐賀252.8
福井270.6長崎252
山梨281.1熊本255.6
長野275.2大分260.7
岐阜291.7宮崎235.1
静岡291鹿児島252.1
愛知322.4沖縄246.8
平成30年賃金構造基本統計調査より作成

体験談になりますが、田舎は収入は低いけれど生活費は安く済むかというとそんな事は無く、車は一人一台が当たり前で都市ガスもなく割高なプロパンガスです。遊びに行くにも田舎には結局何もなく、高い交通費を払って都会に行ったりします。

日本の大部分は田舎になるのですが、田舎は若者がどんどんいなくなり、外を歩いているのはご老人ばかりで人口は減っていく一方。良い仕事は少なく、生活と少しの貯金を維持するだけで精いっぱいなので地域でお金が回らない。人とお金は大都市圏にある企業にどんどん吸収されていく一方。まさに負のスパイラルに突入しています。

国もふるさと納税制度を作ってみたり、本来なら東京に置くような独立行政法人を地方に移転させたりと都会からお金と人が行くように頑張っていますが、そんなの田舎に住む一人一人に恩恵はありません。

結局田舎に住む一人一人が何か行動しないと現状は何も変わりません。

都会から田舎にお金が流れるようにする一番簡単な方法は、田舎住みの人は積極的に投資をするべきです。

日本には全部で3,824社の上場企業が存在します。上場企業の大都市圏偏在が顕著で、東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県の5都府県には上場企業全体の75.1%にあたる2,873社が本店を置いています。

株式投資をすることによってこれら大都市から配当金という形で、都会で生まれた利益の一部を田舎に引き寄せることができます。またリートに投資すると都会にある不動産を間接的に持てたりします。さらに今は日本だけでなく米国などのより裕福な国へも簡単に少額から投資出来て、利益が集中しているところから地方に流す経路はすでに出来上がっています。

平成30年度 証券投資に関する全国調査 (調査結果概要)より

しかし上記の図を見ると、株式保有率の全体平均を超えているのは京浜、東海、近畿、阪神などの大都市圏ばかりが高く、地方は低いというのが現状です。大都市圏で生まれた利益の多くは結局大都市圏にしか還元されていなく、地方まで回ってきていません。

田舎の負のスパイラルを断ち切って、全国どこも元気な日本になったらいいなと思っています。

もう行動するだけなのです。