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暴落局面におけるS&P500、米国債、ゴールドの値動きを比較

コロナショックに原油安ショックも重なり、市場は10年に一度の暴落局面を迎えています。このような状況は私自身初めての経験で、長期投資を遂行してくうえで貴重な体験になります。

運用期間が長く、配当金収入=一部利益確定の期間が長ければ、ここまでダメージを受けなかったでしょうが、株を始めて6年、特にここ1年で投資額を増額していた私の通算成績は30%程度のマイナスとなっています。

今回の暴落局面はこれはこれとして、将来も繰り返されるであろう暴落局面ではあまり資産を減らしたくありません。

そこでどのようなアセットを保有しておくのが良いのか、今回は暴落が始まる前の2020/1/6から2020/3/19までの値動きを比較してみました。

一般的にハイリスクハイリターンである株式、ローリスクローリターンである国債、有事の際の金と言われるように安全資産と考えられるゴールドについて検証してみます。

今回は実際に東証に上場している銘柄(SPDRゴールド・シェア以外は私も保有中)で比較しており、為替ヘッジなしの銘柄ですので為替の影響も反映されています。

銘柄2020/1/6終値
1326SPDRゴールド・シェア16030円
1656iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF2529円
1655iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF2499円

上記3つの銘柄の2020/1/6終値を100として比較した図が下のものになります。

コロナショックによる暴落は2月24日くらいから始まりました。そこから今までに米国株式は約30%下落しています。

暴落が始まった当初、ゴールドの価格が上昇していますが、これはリスク資産から安全資産に資金が移ったためと思われます。しかし弱気相場が長期化してくるとゴールドは売られて暴落が始まる108から93まで下落しています。これはドル(現金)を確保しておこうとの思惑から売られているのだと思います。つまり今回のケースでは有事の際の金というのは「?マーク」で、現金のほうがより安全ではないのかなと思いました。

ゴールドの保有に関してはインフレに強いなどメリットもありますが、価値(配当金)を新たに生み出すものではない、信託費用が掛かるなどデメリットのほうが大きく感じ、今までも保有しておりませんでした。安全と言われるゴールドでさえも暴落局面においては売られているので、私にとっては投資する必要のない資産だなということを再認識しました。

米国債は暴落が始まったときは105、現在は104とほとんど影響を受けておらず、チャート全体でもほとんど値動きがありません。暴落局面にも強く、一部に加えておくことで強固なポートフォリオになることがわかります。

また、国債はゴールドと違い配当金が支払われることも嬉しいです。iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF は2%前後の利回りです。

長期にわたって配当金を増やしてキャッシュフローを太くしていく戦略なので、とにかく枚数を増やしていくことに注力しています。株式が下落しているときは株式を買い、株式が好調でいつ下落局面が来てもおかしくないと感じるときは国債を増やして、安定したポートフォリオを築こうと思いました。